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ボカロを取り扱うレコード会社・レーベルを簡単に紹介 -EXIT TUNES-

ボーカロイド曲を収録したCDがたくさん出ている中で、それを発売する会社で何か違うかもしれない!ということで、所々調べながらまとめていこうと思います。

今回は名前を一番聞くであろう「EXIT TUNES」について簡単にまとめます。
クエイクというレコード会社が運営しているレーベルで、この会社はポニーキャニオンが筆頭株主かつ流通網を利用しているので、このレーベルから発売されるCDはメジャー流通のCDということになります。

…そもそもメジャーとインディーズってややこしいですよね。
CDショップが取り寄せて置くのがメジャー、アーティストが委託してCDショップに置いてもらうのがインディーズ、と書くと分かって頂けるでしょうか。
CDショップに置いてもらうまでの過程が違うわけですね。

で、そのEXIT TUNESですが、特徴として「オタ向けやネットで話題になった曲をリリース」というのが挙げられます。
最初は「ウッーウッーウマウマ(゜∀゜)」とかアニソンのトランスアレンジCDを販売していたのが、ボカロ曲に移行、という流れになっています。
そこから、「ファングッズとして傾向が強いCD」「有名Pの曲を収録したコンピCDの濫発」という所が出てきます。
誤解を恐れず書きますが、オタクは好きな物のグッズの購入を躊躇わない傾向があります。
ちゃんとした言い方で言えば、好きな物事に金かけるのは当たり前、ってことですが、敢えてこんな言い方で。

例えば、
コンピCDに収録される曲は、「ネットで有名な曲」という形で選ばれて、ジャケットのイラストは「ネットで有名なイラストレーター」に依頼する。
購入特典にクリアファイル、アンケートに応募したらさらにグッズやボーカル無しのカラオケ音源CDプレゼント等。
最近発売された中で言えば、「ニコニコ動画で100万再生以上された曲だけをそのまま収録したコンピ」がありますね。
コンピCDの目的として「知っている人たちを取っ掛かりに知らなかった人たちを知ってもらう」とか「傾向の似た人たちを集めてシーンの活性化」というのがまずありますが、この例で言うと、その目的の為には全く作られていないCDである、と言い切っても良いでしょう。

ボカロPや歌い手のソロアルバムや全部新作のコンピなんかは新録の曲もあり、「ファングッズとしての傾向だけ」とは言えないことも無いですが、「楽曲を収録して販売だけする」という傾向は変わらないように思えます。

と、ネガティブなことばかり言ってしまいましたが、ボカロのCDが一般に流通する前からCDをリリースし続けているのは凄いことですし、これらの課題を浮き彫りにし、後発のレコード会社やレーベルがどのように解決して音楽的な要素を高めていくか、ということを考えるきっかけにもなっていると思います。
またCDの製作にコストをかけていない分、価格も曲数に対してはリーズナブルで欲しい人には手軽に買えるモノになっているんじゃないでしょうか。

次書くなら、BALOOMかGINGAになりますかねー。
そもそも次があるかという話になってきますが(笑)


いろいろ間違ってるところもあると思うんで、そこは指摘なりして頂けるとありがたいです。
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鳥取出身のポケモントレーナー見習い兼へっぽこギターボーカリスト
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